はじめに
初めての出産で一番不安なことって、未知の痛みでもある、陣痛がどれだけ痛いのか、ということですよね。
私もとても不安で、出産する前は夢でよく、出産をする夢を見ていました。
きっと分からない痛みだからか、夢ではいつも陣痛の部分が抜けていたり、痛みもなく出産したりと、そんな夢ばかり見ていました。
鼻からスイカが出てくる痛みとか言われてもイマイチ分かんないし、子どもが産まれてくるのは楽しみなのに、痛いのが怖すぎて、特に臨月は不安でしょうがなかったです。
妊娠されている人で、そう思っている人はいっぱいいると思います。
このブログを読んで、少しでもその悩みが解決できたらなと思いますが、やっぱり未知なことは未知なこと。
こんな感じなんだというのが少しでも分かり、少しでも何かの助けになれたらなと思います。
月に一度の痛みはどんな感じ?
みなさんは生理痛はどんな感じですか?
私は月によって全然違いますが、辛いときはお腹が痛くて何もできないので、夏でもホッカイロをお腹に貼ったたりするときもあるし、長年付き合った経験から、寝たらだいぶ良くなるということが分かったので、辛いときは眠るようにしています。
なぜ、生理痛のことを話したかというと、私が陣痛を経験してみて、これがわりとポイントになってくるのかなと思ったからです。
前駆陣痛
前駆陣痛とは、出産に当たり実際に感じられる陣痛とは異なり、妊娠中期から後期にかけて自覚されるようになる、分娩に至るほどではない陣痛に類似した痛みのことです。
「メディカルノート」より
私は、促進剤を投与して出産をしたのですが、その前日の夜から、いつもの違うお腹の痛みが始まりました。
22時くらいから足の付け根の痛みが始まり、そこから気持ち悪くなったり、生理痛のときのひどいときの痛みを感じたり、「おしるし」と呼ばれる出血があったり、間隔は測ってみるけど、全然等間隔ではなくバラバラで、、、
でも陣痛がよく分からなかった私は、これが陣痛だとそのときは思っていました。
今となっては、これが前駆陣痛だったんですよね。
私が経験してみて思ったのは、前駆陣痛は、まだまだ全然我慢できます!
痛かったとき、iPhoneのメモで自分の痛みを実況中継していたのですが、それを見返すと、
「四つん這いになったら楽になった」
「本当に自分の生理痛のひどいときの感じとそっくり」
とかいろいろ書いてるんですが、メモできる余裕が私にはありました。
でもこれが陣痛になると、状況は変わります。
そしてそんな前駆陣痛、朝になって産院に向かう頃には痛みが遠のいていました。
とにかくもう一度言うと、個人差はあるかもしれませんが、前駆陣痛は我慢ができる痛みなのです。
だから毎月生理痛で耐えてきた痛みを久しぶりに感じるのが前駆陣痛なのかなと思いました。
ついにやってきた陣痛
特に私の場合は、前駆陣痛が遠のき、そこからの促進剤だったので、体がびっくりしたのもあると思うのですが、耐えられない痛みでした。。。
よく陣痛の痛みで夫に対して暴言を吐くとか聞いたことありますが、私の場合は、痛すぎて声にもなりませんでした。
食いしばって痛みを我慢するような感じです。力を抜くなんて、とてもじゃないけどできませんでした。
母に、
痛いって言ってもいいんだよ?
と、言われたのですが、何回か痛いーって言葉に出したりしたんですが、声に出しても楽にはならなかったですね。
話は戻りますが、まだ部屋で点滴で促進剤を投与されてきたときのことです。
最初はまだ大丈夫なんですが、本陣痛になっていって痛みが強くなって行ったとき、トイレに行きたくなりました。
そして、トイレに行って、便座に座って、用を足したかは忘れましたが、便座で苦しくてうずくまってしまって、吐いてしまいました。
これは生理痛で最上級に辛いときと同じで、生理のときも辛いとトイレにこもって、うずくまって、楽になるまでトイレにいることがあります。吐いてしまったことも1回くらいありました。
なので、もしかしたら陣痛で辛いとき、生理痛で辛いときにやることと同じことをやりたくなるのかもしれません。眠れはしなかったけど、ホッカイロは生理痛のときと同じようにやりました。
なので、生理痛のときに自分がよくやることを、陣痛のときもできるようにしておくといいかもしれません。
産む前に思ってしまったこと
これは今でも悔やんでいることなのですが、一番がんばってるのは赤ちゃんなんだから、痛みをこらえようとがんばったという話をSNSで見たことがありますが、、、
私の場合は、これっぽっちもそんなこと思えなくて、自分のことばかり考えちゃっていました。
出産前の産院での話で、赤ちゃんは頭の形を変えて出てくるのだということを聞いたときは、とても感動したんですが、お産のときはそんなこと思い出せもしなくて、、、
私は「もう○にたい」と思ってしまったのです。
うまくいきめなくて、赤ちゃんが苦しくなっちゃうから、吸引分娩にもなって、お腹を押されて怖くて怖くて、、、
命を産み出そうとしているときにそんなことを思ってしまったことを今でも後悔しています。
出産の痛みは、そのくらいすごい痛みなんですね。
陣痛と同じくらいの辛かった痛み
それは、会陰切開の痛みです。
もうこれは、本当に痛かった。。。
出産してから、傷口を縫ってくれるんですが、麻酔はかかってたと思うけど、きいてなかった気がします。痛くて痛くてしょうがなくて、泣きました。
その後も夜寝れないくらい痛くて、座薬を入れてもらったんですが、痛みは和らがなかったですね。
よく出産をしたあと、自分で歩いて部屋に戻る人もいると聞いたことがありますが、私はストレッチャーで部屋に戻ったので、歩けたということは素晴らしいことです。
余談:生理痛よりも痛かった痛み
全然関係ない話ですが、私は大人になったからおたふく風邪になりました。
このおたふく風邪、一番辛かったのがご飯を食べるときなんですよね。
唾液が出るものを食べると、口の中で腫れているところにしみて、ものすごく痛いのです!
じっとしていられないくらい痛くて、この痛みも辛かったのですが、やっぱり出産の痛みには叶わないですね。
できることをやっておこう
陣痛の痛みからは逃げることはできません。
でも、対策を産む前からできることはあると思います。
私は、出産の前に、出産のシーンを映像で観たりしなかったし、ヨガもしなかったし、会陰切開をしないようにオイル塗ったりもしなかったし、ソフロロジー法の練習もしなかったし、とにかく何もしませんでした。
少しでも何かをしておけばよかったかなと今になって思います。
なので、自分の体調をみながら、少しでも何かをやっておくといいかもしれません。特にソフロロジー法は、普段から練習していないとできないと思います。
おわりに
以上が私の体験からの話になります。
少し、陣痛とはどんな感じかは想像できましたか?
私が話したところで人それぞれだから、みんながみんなこうだという訳ではないと思いますが、、、
経験からして言えることをまとめると、
- 前駆陣痛は、まだ耐えられる
- 陣痛は生理痛の痛みと比べものにならないくらい痛い、耐えられない
- 生理痛のときに、痛み緩和のためにやっていることを、陣痛のときもできるように準備しておこう
- できる対策はやっておこう
こんな感じです!
今となってはそのときの痛み自体は覚えてないけど、あの痛みは怖すぎるけど、二人目に対しての憧れはもっています。
妊婦の方は、特に臨月は、心穏やかに、ゆったりした日々を過ごさせたらいいですね。
読んでいただき、ありがとうございました★
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