大谷翔平の愛犬デコピン。
たまにニュースで「デコイ」と呼ばれることがありますよね。
なぜ、デコピンなのにデコイと呼ばれるか不思議で仕方ない人がたくさんいると思います。
この記事を見れば、その答えが分かりますし、デコピンの犬種の特徴も分かります。
ぜひ最後までご覧ください!
デコピンがデコイと呼ばれる理由
それは、元の名前が「デコイ」というからです。
え?どういうこと?
大谷翔平選手がドジャースに入団した時の会見で、犬の名前は何かと聞かれ、このように言っていました。
選手
デコピンっていうんですけど、こっちの人は発音的に難しいというか、元の名前が「デコイ」というので、こちらの人に説明するときは呼びやすい「デコイ」と紹介してます。
そして、なぜデコピンなのかと聞かれ、こうとも言っています。
選手
由来に関してはさっきも言いましたけど、もともと「デコイ」
という名前があったので、それに近い感じで選びました。
つまり、もともと「デコイ」という名前があったから、それに近い名前で「デコピン」にしたが、アメリカ人はそれだと発音しにくいから、こちら(アメリカ)では「デコイ」と紹介しているということなんですね。
もとの名前とはどういうこと?
次に出てくる疑問は、
- もとの名前って何?
- 誰がつけたの?
この2つが浮かんできますよね。
これは、前の飼い主がつけたとかではないようです。
「DECOY」(デコイ) は「おとり」を意味する英語で、鴨をおびき寄せる狩猟犬であるコーイケルホンディエ(デコピンの犬種)を指す言葉として「ダッグデコイ」と呼ばれていることが分かりました。
これが元の名前と言われている理由のようです。
コーイケルホンディエはどんな犬種?
コーイケルホンディエは、オランダ原産の中型犬で、元々は鴨の猟犬として活躍していました。
猟の際は、長くふさふさとしたしっぽを利用して、鴨をおびき寄せるという、とてもユニークな役割を担っていたそうです。
「コーイケルホンディエ」という名前も、「コーヘン(間仕切り罠) 」という鴨を捕まえる方法に由来しているとされています。
「ホンディエ」はオランダ語で「犬」という意味です。
コーイケルホンディエの歴史
16世紀からオランダで鴨猟に使われていました。
銃が発明される以前の鴨猟では網が用いられていましたが、網を打つ前に鳥をおびき寄せるのが、この犬の仕事でした。
鴨猟では、ふさふさした尾を茂みの中から見え隠れするように動かし、仕掛けた網や、銃の射程に鴨をおびき寄せていた。
それで鴨がよってくるなんて、びっくりですよね!
第二次世界大戦が終了するまでにはほとんどが全滅してしまい、一時期は世界で5頭までに減少しました。
現在では愛好家の努力によって少しずつ増えてはいますが、依然として本国オランダ以外では非常に希少な犬種となっています。
ちなみに、日本にどのくらいコーイケルホンディエがいるかというと、2023年のデータでは、112頭が登録されています。
日本でも、とても珍しいようですね。
コーイケルホンディエの特徴
サイズ
体高は、
- 男の子が37~41cm
- 女の子が35~39cm
体重は9〜11kg程度の中型犬です。
外見
- 垂れ耳には豊富な飾り毛と垂れ尾
- まっすぐか、軽くウェーブした長めの被毛を持っている。
- 耳や腹、尻、四肢などには飾り毛があり、特に尾には豊富な飾り毛を持っている。
性格
明るく活発で、頭が良く、友好的な性格ですが、警戒心が強い一面もあります。
また飼い主に忠実で、一緒にいることに喜びを感じます。
一方で、猟以外にもネズミなどを見つけて仕留めるという役割もしていたため、注意深く、鋭敏な面もあります。
大谷選手にピッタリなワンちゃんですね!
まとめ
なぜ、大谷翔平選手のデコピンがデコイとも呼ばれるのか、それは犬種のコーイケルホンディエを指す言葉の「ダッグデコイ」からきていること。
そして、コーイケルホンディエが鴨猟で活躍していた犬であったことや、珍しい犬種であることが分かっていただけたと思います。
大谷翔平選手のMVPでまた注目されているデコピン。
これからもかわいいデコピンの姿をきたいしたいですね。
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